スーツケースに高級志向なんてもう古い。「ブランドよりもコスパ」はどんなアイテムにも共通する当然の価値観ですよね。タビトラはそんなコスパ重視の今どき男女に愛されるブランド。
だけどネット上にもあまり情報がなく、「ホントにこのメーカー大丈夫?」と疑問に思う声が多いのも事実。でもタビトラ、けっこう優秀そうですよ。
というわけで今回は、旅行会社勤務でスーツケースマニアの筆者が、タビトラのスーツケースについて徹底解説。ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
タビトラってどんな会社?
タビトラは「本郎貿易株式会社」という会社から販売されているスーツケースブランド。会社の名前でもブランド名でもホームページなどは見当たらず、どうやらとっても小さい貿易会社のよう。
当然、日本国内に店舗などは持っておらず、実際に目で見て商品を購入することはできません。販売は主にアマゾンで、楽天でも少しだけ取り扱いがあります。
アフターサービスは一応国内の連絡先があって、1年間のメーカー保証がついています。だけど保証に過度な期待はしないほうがいい。格安スーツケースなので、壊れたら諦めるくらいのスタンスが正しそう。
以前掲載していた電話番号は既にほかの会社さんに名義が変わっていました。ご迷惑おかけして申し訳ございません。
会社名:本郎貿易株式会社
住所:千葉県佐倉市表町1-18-7-102号室
スーツケースの特徴
タビトラのスーツケースは「リモワのパクリ」と言われることがとっても多い。だけどよほどのマニアじゃない限り、人のスーツケースのブランドなんて気にしません。見た目がかわいいかどうかだけですよね。
パクリブランドと言われる割には初期不良の報告も少なく、満足度はかなり高い感じ。キャスターはツインホイールでガンガン使っても壊れないし、ハンドル部分の剛性も十分。
タビトラの人気モデルを紹介
TABITORA 60180(フレーム開閉式)
タビトラで断トツ一番人気なのがコレ。アルミボディは高級感たっぷりで、持つ人をオシャレに見せてくれそう。男女問わず使いやすいし、ビジネスマンが持っても様になる感じですよね。
だけど同サイズの樹脂製スーツケースに比べるとかなり重い。アルミボディに加え、フレーム開閉のための金属パーツも多く、実用性は微妙なところ。軽さを最重要視するなら他のスーツケースを見たほうがいい。
あと、こういうカクカクしたデザインのスーツケースって、凹んで壊れることが多いので要注意。あくまでも見た目重視と心得て購入しましょう。
フロントオープン 機内持ち込みサイズ
最近人気が拡大しているのが機内持ち込みサイズのこのスーツケース。写真のようにパカっと上から開閉できるので、「空港でスーツケースを全開にする」という恥ずかしい行為から逃れられるんです。
アマゾンならお値段は約8千円と激安で手に入るし、セールでさらに安くなることも。耐久性もまずまず問題ないので、機内持ち込みの気軽なスーツケースを探しているならぜひどうぞ。
タビトラの口コミ
ベランダにスーツケース置いておいたら金属部が錆びまくってしまったので、新しくリモワのパクり丸出しのタビトラとかいう会社のスーツケースをアマゾンで買ったのだが、値段リモワの10分の1のわりにはかなりクオリティ高くて満足。
— 江口允崇 (@maseguchi) 2016年8月24日
リモワのスーツケースは見た目が同じで、価格は10倍。だからといって耐久性がそれほどあるわけじゃないから、リモワと比べれば私はタビトラを選びます。高級スーツケースってコスパ最悪です。
クロースかタビトラのシルバーのスーツケース欲しい
— ❤️LOVE&PEACE☮️ (@pajama_oukoku) 2018年2月9日
スーツケース タビトラ欲しいけどサイズ困る〜!
だれか持ってる?
二泊三日なんだけどお土産とか同人誌入れたいんだよね— ねむこplus (@nemuko_free) August 2, 2019
タビトラのまとめ
タビトラは販売会社の信頼感が低いことに加え、人気モデルはそれほど実用性が高いわけじゃない。それでも見た目と値段重視で買うなら悪い選択じゃないと思う。私は買わないけど、そこまで悪くはないと思いますよ。