スーツケースの色選びで黒と白は絶対NG!その理由は?

この記事を書いた人
峰山香奈江
旅行会社勤務のOL

東京都在住で某大手旅行会社で働く峰山香奈江、31歳独身です。自身も海外旅行好きでツアコン経験もあり、なによりスーツケースが大好きで仕方ない。というわけでこんなサイト作っちゃいました。詳しいプロフはこちら

スーツケース選びってとっても迷うもの。一生に何度も買うものでもないし、できるだけ失敗したくない。どうでもよいと思われがちな色選びだって、実はとっても重要な要素なんですよ。

この記事は旅行会社に勤務していて、ツアコン経験もある筆者が責任をもって書いています。スーツケース選びに迷っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

スーツケースの最適色

黒は絶対やめたほうがいい

スーツケースといえば黒色とイメージする人は多いはず。実際空港などで見かけるスーツケースは半数以上が黒。黒ならビジネス用途にも使いやすいし、汚れも目立たないし良いことだらけ。だけどそんな定番色だからこそ危険なんです。

黒いスーツケースの一番大きな問題点は防犯面預け荷物を受け取る時のターンテーブルで、黒のスーツケースは間違われて持ち去られる可能性が高いんです。

特に海外旅行の時には要注意。外国ではみんなが日本人みたいに注意深いわけじゃないから、色が同じで形が似ていれば、疑いなく持っていってしまう人が実際にいるんです。悪意が無ければあとで戻ってくる可能性が高いですが、目立ちにくい黒のスーツケースをわざと盗む人もいます

これは空港外でも同じことが言えて、例えばホテルでチェックアウト後に荷物を預ける時。泥棒の立場になれば、きるだけ目立たない色のスーツケースを盗もうと思いますよね

だから黒のスーツケースは絶対NG。どうしてもシックな色がお好みなら、ネイビーやブルーを選ぶのがおすすめです。

MEMO
無難な黒は一番危険

白は汚れが目立ちすぎる

デパートや量販店でスーツケースを探していて、ひとめぼれ的な感じで白のスーツケースを選んでしまう人も多いです。だけど白もおすすめできません。だって一回旅行に使っただけで、かなりみすぼらしい感じに汚れてしまうんですよ。

これも国内旅行なら話はまだマシ。日本の空港ならどこも清潔だし、係員も荷物を丁寧に扱ってくれるから汚れのリスクも少ないです。だけど海外に行けば全然そんなことない。先進国の空港だって裏は汚いし、預け荷物は投げられ、引きずられ、油汚れとキズで大変なことに。

スーツケースの破損ならまだしも、汚れやキズくらいでクレームを言っても無駄。目立ちやすい白のスーツケースを選んだ自分が悪いということになります。

スーツケースって何年も使うのが前提だし、あまりにも汚れが目立つ色を選ぶのは得策ではありません。同じ理由で黄色や水色など、薄くて明るい色を選ぶのも要注意です。

MEMO
白・黄色・水色は汚れ過ぎる

女性のピンクもちょっと・・・

女性が選ぶスーツケースの定番色はピンク。だけどこれも黒と同じ理由で防犯面が気になるし、比較的薄い色なので汚れも目立ちます。防犯面と汚れ、両方の悪いとこどりで、一番最悪の色なのかも。

海外に行くと日本人女性ってなにかと狙われがち。そこで可愛く、幼いイメージのピンクのスーツケースを持ち歩いていれば、「自分は幼くて、脇の甘い女です」と宣言して歩いているようなもの。犯罪に合うリスクも上がります。

おすすめはオレンジや緑!

どんな色のスーツケースを選ぶかは人それぞれだけど、筆者のおすすめはオレンジや緑。ほかにも赤や青などはっきり目立つ濃い色が良いと思います。

実際に私が使っているのは濃いめのオレンジのスーツケースなのですが、これだとターンテーブルでかなり異色の存在。間違われて持ち去られることなんてまずないし、目につくので盗もうとも思わないはず。

目立つ色を選んでおけば、ツアー旅行などで荷物がまとめられても一目でわかるし、周りの人に「これはあの人のスーツケース」と認識してもらえば置忘れのリスクも減りますよね。

なにかと無難でシックな色が好きな日本人ですが、スーツケースに限っては原色のカラフルなものを選んでみて。きっと愛着の沸く旅の相棒になってくれますよ。